5/15TZR250R-3XV燃費24.89km/Lの巻 2005/5/15 セッティング完了しました。様子見も無事終わり、問題ナシ!です。 自分の乗ってるバイクはTZR250R−3XVのスタンダードで2ST250ccのバイクなのですが、買って動く状態にして乗ってるときから、疑問を感じていました。 因みに、自分の純正セッティングは91年式なのですが、TZR250R-3XVスタンダードとRSのセッティングを以下に載せます。
この表を見ていただければわかると思いますが、91年式〜94年式まで、セッティングがバラバラ・・・・。自分としては、こんな状態でよく製品として・・・・ゴホン! まず、純正91年式セッティングの状態で乗っていると、何やら調子がよくないです・・・。街乗りではかぶるし、燃費は14km/L とあまりよくないです・・・。プラグのやけ色を見ても、後ろ側のエンジンは白く、前側のエンジンは黒い状態・・・。 とりあえず、後ろ側のエンジン(フレームの内側)が薄いようなので、それを改善しつつ、街乗りでかぶるので、低回転(スロット開度1/3程度)では濃いようなので、そこも改善してみました。”オリジナル1”がそれです。
比べてみると、92年式のセッティングに近い状態になりました。前側のエンジンはこれでいい状態なのですが、後ろが薄い状態です・・・。街乗りレベルでは問題ないのですが、高回転域(スロット全開)でスムーズに加速せず、調子が悪いことが時々あります。 プラグの焼け色も後ろが白く、前が黒めのキツネ色なので、後ろ側がまだ薄い状態です。更に、煮詰めてみました。
後のエンジンがこれで調度よくなりました。若干白に近いきつねいろだったので、もしかしたらメインジェット#240 をいれてみてもいいかもしれません。パワージェトに関してはメクラにしてしまってもいいかもしれません。交換が出来ないので、残念です・・・・。エアスクリュに関しては、少しごまかしがあるかもしれません。 素晴らしいことに、このセッティングで燃費は24.89km/L(自分の中で新記録) をマーク!高回転でも気持ちのいい加速をするようになりました。乗っていてとても気持ちいいです♪ 自分なりに考えてみたのですが、何故、純正セッティングで後側のメインジェットが#190なのか全くわかりません。フレームの内側にシリンダがあり、熱を持ちやすいということなのかもしれません。 それでもパラツインのTZR250−1KTはシリンダが両方ともフレームの内側に入っている状態なのに、メインジェットが#230で普通に調子がいいです。TZR250R-3MAも純正ではメインジェットが#190のようですが、これだとかなりの問題があるようです。 後程、様子をみて、更に変更するかもしれません。 尚、YPVSに関してはオーバーホール済みの状態と考えて下さい。因みに2STオイルは”カストロール・2アクティブ”です。エンジンも”オリジナル2”では92年式のRSのものに変わっております・・・。見比べてみたところ、RSもSTDも燃焼室まわりに関して、違いは全くないので、同じものと考えていいでしょう。CDIは91年式のSTDを使用しております。 ★マルボロの勝手な考察★ 2STレプリカは、この時代メーカー間で激しい競争をしていたので、ホンダはいざ知らず、YAMAHAに関しては開発が追いついていなかったのではないかと思います・・・。毎年のようにニューモデルを出す中、セッティングへの時間が若干少なくなってしまったのでは・・・?と思います。 ●2005/7/17 更新 最近暖かくなり、上記のセッティングでは調子が出なくなりました・・・。後側(左側)のエンジンのニードルを一段薄くしてみると、再び改善。23.74km/L をマーク。300km程様子を見ましたが、雨だろうが晴れだろうが問題なし。 ただ、後側のエンジンはメインジェットを#230→#240以上のものを入れてしまってもいいかもしれません。ニードルも 5FN118 を入れてみるのも悪くないですね。まだまだ改善の余地ありです。 目指せ30km/L !! ●2005/7/22 更新 更なる飛躍を求め、上記よりセッティングを煮詰めてみました。前側(右側)がスロットルちょい開けより開けたところで走っていると、少々濃いので、こちらのニードルも一段薄くしてみました。あくまで、ベースは上表の「オリジナル2」です。決して純正値ではありません!後、エアスクリュに関しては、毎度お馴染みイカサマ(走りながら、調子のいいところに合わせているので、正確な値がわかりません・・・)です・・・。
セッティングのついでにキャブのOH(ガソリンを数百cc諦めなければならない・・・)をしたためか、後、燃費走行を全くしていなかったためか、燃費は 21.68km/L とそこまで変化無し(寧ろ落ちている・・・)。 ですが、乗った感じは上の状態より、更に気持ちのいいフィーリングなので、長距離& 60km/h 〜80km/h の速度域で巡航すれば、燃費は 25km/L は行きそうです。 エンジンのレスポンスもかなり抜群で、とても気持ちのいい状態です♪ この際だ、本当に目指せ!30km/L !! ★燃費 30km/L へ向けての対策★
とまあ、ざっとあげるだけでも、これだけありますね・・・。軽量化に関しては、全部やれば、推測 23kg もの軽量化。これは結構でかいと思います・・・。中には怪しいものもありますが・・・。 TZR250R-3XV の乾燥重量は 126kg なので、上記のものを全部やれば、 126kg − 28kg = 98kg !! すげえな・・・。100kg 切ってるよ・・・。書き出して自分でビックリ!メチャクチャ軽くなりますね・・・。この数字はオフ車並・・・。まるでレーサーだ・・・。 まだまだあると思います・・・。是非一緒に考えて下さい・・・。考え付いたことがあれば、もしよければ、私マルボロに教えてください。連絡先はこちらです。宜しく御願い致します♪ ただし、あくまでツアラー化が狙いなので(一体何なんなんでしょう・・・)発電機降ろすとか、バッテリー降ろすとか、そういったものは、却下です・・・。シートレール切るとか、そういったものも、同様に却下です・・・。何気に、タンデムステップ撤去もナシかな・・・。 ●2005/8/7 更新 本日、気が向いたので少々遠乗りしてみました。会津若松までいってまいりました。とりあえず、会津に着いたのち、適当なガソリンスタンドを探し、給油してみました。 値段見てビックリ・・・。ハイオクが140円/L ・・・。高いなぁガソリン・・・。果たして何リッター入るのかな・・・。ちょっと不安・・・。 ですが、タンクの蓋を開けてみると意外、220km走ったにも関わらず、結構な量のガソリンがチャプチャプ言ってる・・・。 実際給油してみると、なんと7.7リットルしか入らなかった・・・。計算してみると、燃費はなんと・・・ 28.69km/L これは驚き桃の木山椒の木・・・。すげえ、本当に30km/L に届くぞ・・・。本当に燃えてきたぞ・・・。 ●2006/8/20 更新 再びキャブセッティング。今度はサイレンサーのみドッグファイト製を導入、チャンバーはノーマルです。今回は、サイレンサとともに、パワージェットを潰してみました。セッティング内容は以下のとおり。
後ろ側のバンクを思い切って濃くしてみました。以前よりトルクフルでばっちり伸びるようになりました。サイレンサーの影響もあるのか?一応、サイレンサーの体積までセッティングには関係します。ただ、今までパワージェットに騙されていたのがよくわかりました・・・。STDのパワージェットは負圧で適当にガソリンを送る、サポート的な役割なのですが、コイツがあると厳密なセッティングが出せません。更にSTDの場合、パワージェットのジェット交換が不可なので、邪魔な代物。 気になる燃費の方は 22.05km/L まずまずなんじゃないかな。上回すと結構パワー出てるし、全然濃い症状はでない。寧ろ全体的にもう少し濃くした方がいいくらいです。両方ともメインジェット+10番くらいがベストかもしれません。 とりあえず、今は夏真っ盛り、この段階でしばらく乗ってみることにします。
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