7/1自作サイレンサーの巻 No.1

以前から計画はあったのですが、バイクのサイレンサーを自作してみました。低コストでオリジナルなサイレンサーを作ってみようと思いたち、実際に作ってみました。

構造は、一番簡単なストレート構造。社外のサイレンサーの殆どはこの構造のようです。シンプルなので、製作も簡単、特殊な加工も一切行わないで作ることが出来ます。

ブログの方にも取り上げましたが、もう一度。材料は以下の通りです・・・。

○アルミ缶(コカコーラ)・・・・・・・0円(ゴミ箱より提供)

○スチール缶(500mlオイル缶)・・0円(ゴミ箱より提供)

○グラスウール(家庭用断熱材)・・150円(ホームセンタ)

○針金・・・・・・・・・・・・・・???円(ホームセンタ)

○ステン網(20cm×50cm)・・・・・120円(ホームセンタ)

○ねじ×3個・・・・・・・・・・・・90円(ホームセンタ)

○ナット×3個・・・・・・・・・・・30円(ホームセンタ)

○ワッシャ×3個・・・・・・・・・・18円(ホームセンタ)

実に、制作費は408円という・・・。

量産体制に優れた?サイレンサーです・・・。ただし、強度的にはかなり弱いでしょう・・・。

こちらは試作一号サイレンサー装着の図です。

意外と普通?の見た目ですね・・・。

こちらは試作1号サイレンサー拡大図。排気側にコカコーラの500ml缶を使っております。

音は意外と普通です・・・。全く面白みの無い、普通な音です・・・。

これでもいいのですが、エンジンの回転数を上げると、内部のグラスウール片が飛んでくる始末でして・・・。下手するとインナーが全て飛んできかねないので、改良を・・・

そこで試作2号サイレンサー。コカコーラのボトル缶を使ってみました。これだと、ノズルが付いて、まさにサイレンサーっぽくなりましたね・・・。

音は、排気口の形のお陰か、試作1号サイレンサーより静かで、本当に普通・・・。違和感なし・・・。

コカコーラ缶とワコーズのV2R500ml缶との間からオイルが滴っております・・・。ここはリベットにて留めてあるのですが、缶同士キッチリはまっていて、液体ガスケットを塗ると外れなくなりそう・・・。

ということで、防漏処置は一切しておりません・・・。流石に、サイレンサーとチャンバーとの接合箇所には金属ガスケット(適当な銅シートにて作成)+液体ガスケットを塗りこんであります。

ただ、試作1号も2号も両方ともに言えることなのですが、雨の日の駐車の際、サイレンサー内に水が入る・・・。

ですが、試作2号サイレンサーは改良器だけあって、優秀!

缶の蓋をつけてしまえばいいのです・・・。上の写真は、雨の日バージョンです・・・。

走る時に外すの忘れそう・・・。

全体図です。

なかなかお茶目に仕上がりました。当分、このままの状態で走ろうと思います・・・。

★考察★

このサイレンサーになることで、サイレンサーのOH(いや、新造か?)が低コストで可能になりました。これはでかいですね。

更に、純正サイレンサと比べて、重さは10分の1以下。両方ともカンカンサイレンサーにすれば、合計で8kg近くの軽量化になります。これもでかい!

ただ、強度的には10分の1以下になりました・・・。サーキット走行時には、表面に何かしら被せ物して、隠して・・・。

ついでに、予備に純正サイレンサーを1本だけ持っていって・・・。

次へ続く→