7/24DIO再生計画の巻 プレリュード編

梅雨も明け?てバイクのシーズンと相成りました。整備・ツーリング・サーキットともに楽しいシーズンの到来です!

さて、そんないい季節にもってこいの題材が出来ました。それは、毎度お馴染み○堀氏所有の放置されたスクーター

「ホンダ-Dio」

で御座います。

何やら、自分では乗らないとのことで、知り合いに譲るということになり、エンジンの掛かりが悪いので、キャブレターのお掃除に取り掛かった模様です。

長いこと放置したバイクは、タンクが錆たり、コックにゴミが詰まったり、キャブレターが詰まったりするのが原因で、エンジンの掛かりが悪くなったり、掛からなくなったりするようです。

彼も凡例に従い、キャブのお掃除と言うことになりました。

ディオのキャブレターです。彼もよく車やらバイクやらを整備をしているので、キャブレター洗浄をささっとおわし、さあ始動!!

「あれ?」

全然調子よくないぞ・・・?何でだべ・・・?

一抹の不安が過ぎる中、シリンダーヘッドを外してみることになりました。スクーターはなかなかどうして、ギッチリ部品を詰めて組んであるので、ヘッドを外すのに一苦労・・・。「ベンキ」外して・・・、あれ外して・・・。

ヘッドを外してみると、ピストンの頭の部分がギザギザに・・・。

「以前にも見たことあるなこれ・・・。」

「ピストンの頭がギザギザしてるってことは、何やら得体の知れないものが、エンジンの中に・・・。」

兎に角、ヘッドのみでなく、シリンダも外してみることになりました。

ちょこっと顔を覗かせたピストンくん。ちょっと緊張気味?のようです・・・。

ピストンくん「やあ、外の空気はうまいねぇ〜」

うるせえ、さっさと見える位置まで出て来い!!

・・・。

ピストンくん、頭が欠けてる・・・。どうしたの・・・?

もう一枚。これは逆側の写真。こちらも欠けております・・・。どうして、こんなことになったのでしょうか・・・。何が起きたのやら・・・。

最初は、キャブレターの詰まりが原因だろうくらいに思っていたDioですが、実際、蓋を開けてみると、ピストンが砕けているというとんでもないことになっておりました・・・。

これでよく今まで動いていたなぁ・・・。ちなみに、ピストンリングも割れていて、半分がクランク内に落ちております・・・・。

これは重症・・・。

さて、どうする???○堀氏!!!

続く→