7/25DIO再生計画の巻 サンドブラスト編

ホンダ・ライブディオ復活計画が始まって早数日。部品待ちしてる最中、そわそわと落ち着かない○堀氏は、先に届いた台湾製(純正品ではありません)のシリンダ&ピストンおよび、シリンダヘッドにちょっと細工。

こちら、細工前のシリンダヘッドです。オイルが滴り、全体的に汚いです。

こちらは、サンドブラスト後のシリンダーヘッド。すげえ・・・。新品みたいですね・・・。ちなみに、最後の写真の、丸い部分(燃焼室)のブツブツは、砕けたピストンの破片によって出来たものです・・・。

本当に、綺麗になりますね、サンドブラストって。

こちらは、シリンダの吸気ポート入り口です。こちらがデフォルト、買った直後の状態です。

こちら、上のシリンダに加工を加えたもの。ルーターにてジョリジョリ削っておりました。

吸気入り口の部分を鋭角にし、抵抗をなくすとか・・・。本当かなぁ。

ですが、純正部品のこの部分は普通に滑らか鋭角になっておりました・・・。細かいところ、台湾製は詰めがあまいようです・・・。精度の方も少々心配・・・。

ちなみに、DIOの純正シリンダーは内部にメッキ加工が施されておりますが、台湾製はメッキ無し!今時、草刈機のエンジンからバイクまで、エンジンでメッキが施されていないものは少ないのですが、そこいら辺はどうなんでしょう・・・。

TZRに関しては1986年式の初期型1KTのみライナーシリンダで、初期型のマイナーチェンジ版の2XTから、1987年式以降は、全てアルミメッキシリンダーが採用されております。

写真はありませんが、○堀氏、ピストンにも加工を施しておりました。ピストンに関しては、全体的につくりがラフで・・・。

スカート下部など、少々バリの酷いところの面取りを行っておりました。

加工後、ピストンを触ってみると、全体的にバリがなくなり、突っかかりが無くなった感じです。これなら、心配なく使えますね。

こちら、サンドブラスト中の○堀氏。変な箱を上下に振りかざして

「う、腕が抜けねぇ〜」

と言っている、のかな?

手の先にあるのは、衣装ケースを利用した自作キャビネット。本人曰く、砂が激しく漏れるので、製品のキャビネットを買ったほうが無難とか・・・。

私マルボロが思うに、もう少し煮詰めれば十分使用に耐えうるものになると思います!なかなかよく出来てると思います。

★マルボロ勝手な考察★

近頃、工業の発展してきた台湾および中国、韓国。すでに技術的にも高いレベルまで発展しているようですね。

ですが、今回の台湾製のシリンダおよびピストンを見ると、怪しい限りですね・・・。

確かに、工業製品全般をみて、値段は日本製の方が高いですが、安全性、信頼性、耐久性を考えたら、全然日本製のものの方がよさそうですね。メーカーごとの検査を潜り抜けてはいるのでしょうが、何やら、逆輸入車もちょっと不安・・・。

まだまだ捨てたものじゃないですよ、日本の工業!

続く→