7/7自作水冷PC(パソコン)の巻

夏も本格的になり始めた?今日この頃。七夕ですかね。そんな中、自分のパソコンを水冷化することになりました。コンセプトは

〇コンパクト
〇静音
〇高い放熱性(水冷)

水冷とコンパクトは背反関係、共存できないなぁ・・・。

気になるパソコンのスペックは以下の通りです。

CPU:CeleronD 2.66GHz 478Pin
Memory:DDR PC2700 333MHz 512MB
ChipSet:North VIA P4M226A South VIA VT8235

マザーボードはBiostarのMicroATXです。

全体図です・・・。プロトタイプなので冷却水タンクはお鍋。せっかく母が差し入れしてくれたお鍋なのに・・・。申し訳ないです。でも、有効に使わせてもらってます!

これぞ当にカオスであります。AKIRAというマンガの「鉄雄」を彷彿させるイメージ。プロトタイプだけど、結構オキニリイ。

ラジエターの図。これはバイクGSX400用のラジエターらしいです。某オークションで100円、送料込みで800円とか。径を変換するために、竹のこを無理やり使ってます。ラジエタの外径が22mmくらいだったかな、それに近いサイズのネジ部の竹のこにシールテープを巻きつけて、径を合わせております。

最悪、ラジエターステーは作ろうと思います・・・。

CPU吸熱部の図。7mm程度のアルミ板と銅板で、もとマイバイクTZR250-1KTのキャブインシュレータを挟み込むカタチになっております。

キャブのインシュレータはもともと水平が出ているので、無加工で取り付け。金属同士の間にはバスコークが塗り込んであります。

内部はヒミツ!といっても大した物は入ってないんです。適当に見つけた(ブッ壊れたグラフィックカードのヤツ)放熱フィンを銅側に、薄い薄い熱伝導のいい両面テープで接着しているだけです。

こちらは貯水タンクの図。面倒だから、水道水に車用ラジエター液を入れて作動流体としております。ポンプには、鑑賞魚水槽用の水没タイプのヤツを使っております。エーハイムとかそういった高いやつじゃありません、1000円くらいの一番安いヤツです。※ドブ漬けになってるフィンは特に意味はありません。

こちらはエベレストというフリーのベンチマークソフトによるデータ図。ラジエターの自然放熱のみ、ファンにて送風していない状態でのデータです。

Fig.1では、適当に音楽をかけて、ネットみて、メッセンジャー起動してと、普段使う状態での放置テスト。大体1時間くらい放置したかな。エベレストによるCPUの温度は41℃程度です。

Fig.2では、やはりフリーウェアのベンチマークソフト、スーパーπを使って無駄にCPUに負荷をかけているデータ。円周率を無駄に計算、計算桁数は838万桁。CPU使用率100%の状態で10分くらい放置。MAXでも47℃くらいまでで、温度上昇は頭打ちらしい。

しかし、このフリーのソフトによる温度が正しいかどうかは熱電対とかでCPU本体から厳密な温度をしっかりとらないと、わからないです。そして、当然のようにこのデータは部屋の温度や気候にかなり左右されます。寒くなってくると、完全ファンレスでも使えますが、真夏日では55℃くらいまでなったり・・・。何回も測定して、グラフ出さないとだめかな・・・?

●トータルでお金はいくらぐらいかしら?●

ポンプ 1000円
ラジエター 800円
竹のこ 約200円×4
ホース 300円
バンド 150円×4
バスコーク 約600円
シールテープ 100円

合計 3750円

結構出費してるな・・・。そんなもんか。

●音はどうかしら?●

音は結構静かです!ケースのふたがあいたままの状態なので、寧ろHDDのシーク音ヘッド音がうるさくてうるさくて。一番うるさいのは扇風機とオーディオです・・・。

●放熱性はどうかしら?●

CPU自体はファンレスであっても、マザーボード自体のチップやグラフィック、ハードディスクがうっとおしいくらい発熱するので、完全ファンレスは不可能だと思います。排気ファンとして、大きいDC12Vファンを一つ5Vでトロトロ回し、グラフィックカード用にちゅうくらいのファンを一つ回しております。後、電源内のファンが一つ。全部で3個。あ、扇風機いれたら、4個か。とりあえず、使える。

とりあえず、このコーナはこれで終わりません。プロトタイプ2号は既に・・・。

おまけ

ラジエターまわりの流動チェックの図。