8/13TZR250R-3XVタンク錆取の巻

TZR250R−3XVを購入したのですが、状態が芳しくない。エンジンはまともに掛からないし、フォークオイルはダダ漏れ。タイヤは何年ものなのか分からないものが付いており、キャリパーは完全固着・・・。

ただ、直せない範囲ではないし、車体自体比較的安かったので、ちょっとしたレストア作業に取り掛かりました。

まずは、タンクの錆が気になったので、錆取を・・・。

錆取には便所掃除のサンポールが安くていいと言う話なのですが・・・・。気付いたら、タンクに穴空いてそうだし・・・、ということで、却下しました・・・。

写真ちっちゃいなぁ!

まずはクレのラストリムーバをつかってみました。ホームセンターで1000円。ですが、使った後タンクを乾燥させていると、全体にうっすらと錆が・・・・。やり方が悪いのかな・・・・。

は知り合いが以前に使った余りをもらって、定番の花咲かGを使ってみることにしました。これは、錆を取った後、タンク表面を錆びないようにコーティングしてくれるらしいです。

ですが・・・・。結果はクレの時と同じでした。乾燥させる際、再び錆が・・・・。

ああ、これじゃあどうしようもない、と途方に暮れているとき、あるものをみつけました。

これは、最寄のストレートで買ってきた、アメリカの塗料POR15です。色はシルバー。対油・耐熱に優れていて、船舶の塗装やタンク内の塗装に最適だそうです。

発想としては、「錆びを取る、落とす」というものではなく、「錆びの上から塗料を塗って固めてしまえ」という、ものです。

兎に角、使ってみることにしました。塗料を入れた後、適当にタンクを傾け、ひっくり返し、塗料が満遍なくタンク内に行渡るようにします。

半日程度放置したのち、もう一度同じ作業をします。2度塗りですね。

その後2日程放置して、いざタンク内を見てみると、一面の銀世界!!こりゃあ今後タンク内に錆びが浮くことはなさそうです。

後々調べてみると、このPOR15はなかなか有名なもので、塗料が固まると、他の塗料より結合が強く、剥れたり、錆びたりし難いようです。半永久的に塗装面がもつらしい?です。

今回使用したのはシルバーですが、ブラックなど他の色もあるようです。

これでようやく3XVはタンク内の錆から開放されました。めでたしめでたし・・・・・。