10/18乾式クラッチの巻

さてさて季節は秋、紅葉のシーズンになって参りました。現段階でも標高の高いところでは紅葉が始まっているようですね。

上の写真は、某牧場で使っている作業ツナギです♪とあるルートから調達シマシタ♪

そんな中、以前に壊したRSエンジンの亡骸から、乾式クラッチとミッションを調達して、現在搭載しているSTDエンジンに組み付けることになりました。

エンジンが壊れたとは言え、クランクから腰上にかけてなので、クラッチ周りやミッションはそのまま生きております。

ですが、わたくしマルボロは無能のため、取り外しの時に上の写真の部品クラッチボスをハカイしてしまいました・・・。

乾式クラッチはどうしても捨て難いので、クラッチボスを某オークションにて新品で購入しました・・・。新品の値段は6300円くらいですが運よく3000円(送料込みで4000円くらい)で購入出来ました。

とは言え、部品を壊さなければ必要のなかった出費には変わりありません・・・。本当に無駄だ・・・。

こちらはエンジンです。ミッションはカセット式なので、クランクケースを割らなくても取り外しが可能です。ということは、エンジンを降ろす必要もなく車載のまま作業可能ということです。

なかなかどうして、便利だなぁ〜。

こんな感じです。ガチョって取れる。これなら、数時間で作業は終わりそう♪

こちらはTZR250R−3XVのミッション。上のものが湿式クラッチエンジンのミッションで、下のものが乾式クラッチエンジンのミッションです。

若干、ロッドの長さが違います。

このように線を入れてみるとよくわかります?ね。乾式クラッチの場合、クラッチボスまでの間にクランクケースが入り、オイルシールが入るので、ミッション〜クラッチの距離が長くなるようです。

ですので、TZR250R−3XVで湿式→乾式にするには、クラッチ部品のみでなく、ミッションも変えなければなりません(正確にはロッドのみです)。乾式の場合、ロッドにもオイルシールが付いているようです。

クラッチの部品はボスとプレート?とプッシュロッドのみが違うだけで、後の部品は同じです。一番外側の部品、蓋みたいな奴も、乾式の方は熱処理か何かされていて、黒っぽくなっておりますが、物自体は同じようです。

自分はアルミの地の色(シルバー)の方がいいので、ベアリングだけ打ち換えて(乾式の方にはシールが入っております)、湿式のものをつけてしまいました。

と、作業内容的には、ミッション&クラッチのオーバーホールと何ら差はないのですが、何故か大苦戦・・・。部品を入れ忘れたり、ウォータポンプを壊したり・・・、意外と大波乱・・・。

結局作業時間は12時間近くかかり、クランクケースを空けた回数は数知れず・・・。効率悪いな・・・。

ですが、何だかんだで無事作業完了、以前のように乾式クラッチになりました♪また、乾式サウンドが聞ける♪

カラカラカラ〜って。