11/5東京モーターショーの巻 部品編

はい。続きです。3番目の記事です。こちらは、部品系のものがのせてあります。興味のない人には面白くない内容かもしれません。

上の写真はフェラーリのエンジンの展示品。コイツをオークションに掛けたら、数百万になるんだろうなぁ・・・。

 

●ヤマハのコーナー●

こちらは、ヤマハのコーナーです。YZF−R1のエンジンのカットモデル主要部品の三軸角配置とか何とか・・・。

クランクの軸とミッションメインとドライブ軸の3軸が三角系になっていて、エンジンの前後長を短く抑え、ショートホイールベース化とロングリアアーム化の相反する特性の両立を実現とか。今のレーサーレプリカの定石らしい。

でも、この構造特に凄い訳でも何でもないような気がします・・・。カセットミッションを採用した段階で大体は三角になるし・・・。

電動モーターの駆動系のカットモデル遊星減速機採用とか。

名前が好きです。遊星ギア。遊星・・・。

自転車の変速機(三段ギアのヤツ)に使われているのもそうです。

構造的にはワッカの内側にギヤの歯が切ってあり、その中にちっこいギアがころころ転がるもの。フラフープやってる人間みたいなイメージですね。

ジャンク部品??もろもろ・・・。

 

●カワサキのコーナー●

こちらはカワサキのコーナー。こいつは、色んなイベント事には必ず?いらっしゃる、カワサキのラムエアシステムのカットモデル

空気の流れに合わせ、LEDが光ます。ラムエア、フロントのダクトから空気を強制吸入するというものなのですが、公道走行レベルではあまり効果ないらしいです・・・。基本的にはジェットエンジンによく使われている方式です。

200km/hとかになってくると、結構な加圧になるようですが・・・。これって、スピードレンジによって燃焼セッティングが制御されているのでしょうか・・・?ふと疑問になりました・・・。

 

●ミクニのコーナー●

こちらはミクニ(噴霧器系の会社)のコーナーです。最近バイクにも導入され、話題のインジェクションの写真です。

見た目では、キャブレターにそっくり(そりゃそうか)・・・。キャブレターのスロットルバルブ部分に噴霧器をはめ込んだって感じ・・・。

こちらは、最近発売されたスズキの4STスクーターのインジェクションのカットモデルです。

拡大図。

今の今まで、インジェクションってもっと特殊な感じなのかと思っていたのですが・・・。インジェクションの構造はいたって簡単、ソレノイドバルブ(簡単に言えば、電磁石です)によってガチョガチョやってプシュプシュ噴霧しているだけ。

ですが、ソレノイドを使うことで、電子制御が可能になり、的確な燃料吸入が可能になりました。こりゃあ画期的なことです。

既存のインジェクションはタンクの直後からポンプにより加圧して、端末に持ってくるといった形のようです。これだと、エネルギーロスが多いし、事故の時、高圧でガソリンを噴出す危険性が・・・。

ただし、こちらのインジェクションは新手のもので、高圧の部分は噴霧する端末のみのようです。

 

こんな感じで御座います・・・。楽しんで頂けたでしょうか・・・。

 

ここで、ひとつの疑問が発生。「東京モーターショーの巻」を全部見て下さった方はお気付きかもしれませんが、写真に登場する人間は4人しかいませんね・・・。ですが、間違いなく5人で見に行ったのです・・・。

そうです、データの方でいくら探してもM氏の写真が一枚もないのです・・・。彼もカメラを持参したのですが、充電し忘れたらしく・・・。

別にイジメでも何でもないのです・・・。単独行動のイタイところですかね・・・・・・。

 

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